王牌無し試案
王牌なしのルールを採用した場合の試案です。
最後まで牌をツモれるようにした方が流局が少なくなり、競技性が増します。また、海底牌に近づくにつれて、より他の人の手牌を予想できるようになり、差し込みやオリをしやすくなることが期待されます。
王牌がないことによる問題点については、次の定めにより解決されます。
- ドラ表示牌は、端から3番目ではなく端の牌です。
- ドラ表示牌の下の牌が裏ドラ表示牌、カンドラ表示牌の下の牌がカン裏ドラ表示牌です。
- カンがされてないとき、カンドラ表示牌及びカン裏ドラ表示牌はありません。
- カンをしたとき、ドラ表示牌の隣から順にカンドラ表示牌を1枚捲ります。
- カンをするたびに海底牌が横へずれていきます。
- 嶺上牌はありません。カンをしたらカンドラ表示牌をめくった後、山から一枚ツモります。そのツモで上がった場合、嶺上開花が成立します。
- 槍槓があった場合、そのカンは無効になり、捲ろうとしたカンドラ表示牌も無効になります。
- ツモできる残りの牌が2枚以下のとき、カンをすることはできません。
- ツモできる残りの牌が3枚のときにカンして嶺上開花でアガったとき、海底摸月が成立します。
- ツモできる残りの牌が3枚のときにカンしてツモった直後の打牌で誰かがアガったとき、河底撈魚が成立します。
- 誤解のないように述べると、カンができる回数は一般ルールと同様に一局中に局全体で合計4回までです。
問題点の解決にこんなに長い説明が必要だとは思ってもいませんでした。。長い説明を読んで王牌なしのルールを嫌いにならないでほしいです。難しいのはカン周りのルールであって、王牌なしのルールではないのです。




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